miwakokureha’s blog

未来を担う子供たちに希望を与えて、素敵な大人になろう!

2社長はいますか?

 

私は自分でも何か仕事をしたいと思うようになっていった。
でも実際は
子育ても毎日が忙しかったし、
何をやっていいかもよくわからなった。
子供の成長は本当に楽しく、
日々の糧になっていたし、私の孤独を癒してくれた。


彼が留守にしている間、私は彼がやっている仕事のサポートをしていた。
私は妻として、サポートしていることがその時のベストだった。
その仕事は着実に増えていき、仕事と子育てをこなしていく毎日となった。


それは自分がやりたい仕事というよりも
やるべき生活の一部として、時間は流れた。
いっしょに働くメンバーもできて、
仕事も私の孤独を癒しはじめた。


自分の仕事というよりは、
彼の仕事の手伝い、補佐的な感覚だったので、
自立を求め始めていた私には違和感は拭えなかった。


携わっていたウェディングの写真の仕事は
私が知りえなかった世界で、
自分の知らない世界を感じることは
とても幸せだった。


自立とは何か?
と問いながらも、月日は流れた。


そして、ありがたいことに
お仕事がドンドン増えて、ゆったり田舎暮らしとは裏腹に忙しい毎日は続いていく。


彼がますます外の世界に行くことになっていく一方で、
現状の仕事は会社にすべく規模になって来た。
そして、私は会社の社長になった。


正直、社長になることを考えもしていなかった。
でも私は社長になった。


流れとということもあったし、
名前だけなら、なんとかなると思っていた。


しかし、社長になるということ、
肩書きを持つということは、
内的にも外的にもすごい威力を持つ。


忘れもしない。
自分の名前が印鑑に刻まれ、
登記簿が出来上がった日。


私の自立は、ここから小さな一歩を踏み出したのかもしれない。


私が社長として、
外に出るようになったり、
お客様と会うようになってから
よく言われたこと。


「社長さんはいますか?」


「はい、私です。」
嫌な空気。。


「あっ、大変失礼しました。。」と
言われるのが、とても嫌だった。


まあ、仕方ない。
貫禄はないし、私は実質の社長でないしと、
心の中で言い訳がましいことを思っていた。


でもその裏腹で、なんか悔しい思いもあった。


そう、旦那さんがいる状況での女性の仕事での立ち位置は
結構難しいと痛感することが多かった。

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3日後に大切なお知らせをさせていただきます。


ちょっと過去に遡って
自分のストーリーをお話ししています。


読んでいただけたら嬉しいです。

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