【好きという気持ち】

娘が所属している
合唱団の先生が今回
妊娠したこともり、最後のコンサートが今月行われる。


普段あまり語ることのない先生から今までの想いのお話があった。


「赴任してきた時に強豪と呼ばれるこの合唱団の指導者として
立つことにプレッシャーを感じ、押しつぶされそうでした。
でも子供達と触れていく中で、
やらせられているのではなく、
ただ単に歌を歌うことが好きであることに気づき、
その想いに応えて行きたいと思うようになりました。
自分でできることを子供達に与えて行きたいと思い、
自分自身歌うことが大好きであることを思い出させてもらい、
この６年間過ごしてきました。」


まだ若い先生にとって、
かなり重い役目だったのだろう。


でも子供達の熱い想いに応えるべく、
本来なぜこの仕事をやるのかを思い出し、
最高の時間を提供してきてくれた。


本題へ。


私たち大人にもただ好きでやってきたことがあったはず。


ただ好きということで、
夢を描いてきたはず。


でも生活のため、
今の環境を守るため、
好きという気持ちは置いておいて、
いつの間にか自分の好きに蓋をしていく。


自分の好きには
たくさんの熱い想いが隠されている。
自分が夢中になれること。
その想いを忘れず、大切にしてもいいよね。


その心に潜む好きという気持ちは
熱い情熱となり、周りの人たちも動かす力になる。


そして、それは自身のエネルギーとなっていく。


ただ単に歌うこと。
そして音を合わせていくことが大好きな子供達。
その想いが多くの人たちを動かしてきた。


何かの目的ではなく、
自分の好きを大切にすること。


あなたの好きはなんですか？


好きなことを思い出し、
自分の情熱に火を灯して、人生を歩んで行きましょう！